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血を飲むのは嫌いです [カテキンの力]

血を飲む食文化は世界中に在りますが、私はどうも嫌いです。マムシの血もすっぽんの血も有難くはありませんね。モンゴルでも腸に血だけを詰めてそのまま茹でる料理があります。夏に遊牧民のゲルに泊まっている間、2,3度御ちそうだっと言ってだされました。一口齧って、ひっくり返りそうになりましたよ。それぐらいエグイ味だったのです。生臭いし、苦いし、それでいて脂の甘味もして訳の分からない味でした。根性を入れて表情を崩さず食べましたが、もう食べたくはありません。そういう時は柔らかく断るようにしています。カナダのネイティブの村を訪ねたときにもこれと同じ料理が出ましたね。その時も根性でした。

昔は感染病や腐れ病があって血を食べない様にしていたでしょ。聖書にも血を飲むことを禁ずる立法があったと思います。血を好んで飲む人は殆ど性欲の関係ではないでしょうか?少なくとも日本ではそうですよね。モンゴルでも一般的にはこの料理は出しません。遊牧民の方でもあまり食べなくなったようです。

血は不思議な存在ですね。まさに命そのものといった認識を持ってしまいます。ですが他の臓器みたいに食べたいとは思わない。どこか神聖な存在だと思うのです。
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