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アンナプルナインターへトレッキング [カテキンの力]

ヒマラヤ山脈の代表的なコースであるアンナプルナインターへのトレッキングをした事があります。もう30年近く前の事です。8000m級の名峰が連なる別世界を歩いていくのは壮観です。厳しい登山でしたが、何とか登りきることが出来たのはその美しい自然の魅力があったからなのです。でも厳しいのは確かなので、それなりのエネルギーと栄養を補給する必要がありましたね。10日間の工程はすべてロッジで寝食を賄います。貧乏旅行でしたから、食べていたのはダルバートと言う豆入りカレースープばかりでしたかね。たまには鶏肉のスープや蒸し餃子などをロキシー(ここの酒)で頂きましたけれど、やはりダルバートが一番体力を回復させてくれました。

ダルバートに入っているのはレンズ豆とじゃが芋と人参に何か分からないが葉っぱをカレースープで煮込んだものでしたね。それをライスに付けて 食べていました。このスパイスが食欲を起こさせ、消化吸収に大活躍をしてくれるのです。熱さと極度の疲労にも負けない秘訣です。まあ山岳ですから、シンプルな料理なのです。時々ライスに小砂利が入っていて、いやな思いもしますが、ご愛嬌でしょう。栄養としてはアスリート向きですね。炭水化物を絶妙のスパイスで頂く。わたしは更にロキシーで糖分摂取に余念がない。ベットに寝転がり、窓の外に広がる絵画のような景色を眺めるのは何よりの御ちそうでした。マチャプチャレの銀の尻尾がオレンジ色の光を弾くとすぐに宵闇が、そして満天の星空に変わってゆくのです。
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